小鳥は鳴く
誰のためにその声を響かせる

何のため？
そこに理由はあるのか
ただ、泣くために鳴いているのか

鳴くのは、泣くのは、
誰のため？

平和を祈る少年のため？
世界を壊す少年のため？

その小鳥が
泣くのは、鳴くのは、
少年たちの代わりなのか？

その小鳥が鳴くのは、泣くのは
悲しみの詩か
歓喜の詩か

しかし、その詩が
外に響くことは、無い。

響くのは、その殻の中のみ・・・

歩くような速さで変わっていく。

しかし

世界は歩くような速さで変わらない。
むしろ、走っている。

その目まぐるしい世界で、
僕たちは生きている。


僕たちが何もしていない時でも、
世界は動き、変化する。

それは、誰にも変えられない。


それは、運命であり、偶然であり、必然である。


だから、僕は言う。

「世界に変革は訪れない」と。


だから、僕たちが出来ることは、

悪あがきのみ。


詠え、騒げ、阿鼻叫喚せよ。


己の全てを出し切って、
最後の悪あがきを成功させてみろ。

乗るかどうかの試し書き・・・
何を作っているんだろ・・・。
色々と大変な時期に。