タイトルにもあるように
ヴィラル→カミナ?です。
今度はヴィラルの独白です。
時期的には
カミナ死亡後ですが・・・・・・
まぁ、続きからどうぞ
裸ザル・・・カミナは死んでいた。
チミルフ様とご一緒に戦闘に出て
グレンラガンを倒そうとしたが、無理だった。
だったのだが。
そのとき既に、
裸ザル・・・アイツは、
カミナは死んでいた。
初めてだったんだ。何もかも・・・
裸ザルと出会ったおかげで、
不思議な体験をした。
不思議なキモチになった。
こんなことは、今までに一度も無かった
ただの人間なのに、このオレと互角に渡り合った
生身の戦いでも、
ガンメン同士の戦いでも、
この、オレと渡り合った。
ただの人間なのに、
オレは奴と戦っていて、
心が躍った。
楽しかった。
不謹慎なのだが、
そう思わずにはいられなかった
なのに。
それなのに。
アイツは死んでいた。
もっと
もっと、もっと
奴と戦いたかった。
だが、グレンラガンは倒すべき相手だ。
その人間たちもだ。
だから、
アイツが居なくなって、
アイツが死んで、
いいはずなんだ。
いいことなんだ。
なのに、何でだ?
何故、この左目から・・・・・・、
何で、この左目から・・・・・・・・・、
(この雫は零れ落ちるんだ・・・・・・?)
・・・BAD END・・・
この零れ落ちた雫は誰のため?
―――その答えは誰も知らない。
知っているかもしれない”彼”は
もう居ない・・・
<逃走経路~作者の言い訳~>
・・・何処まで長くすれば気が済むんだ、己は。
カミナが死んだと、シモンの口から聞いたヴィラルは如何思ったのでしょう・・・。
最高(?)のライバル敵存在が死んだのですから・・・。
もしも、十一次元と十二次元の間のあの世界。
”もし”・”れば”・”たら”の、世界。
もし、ヴィラルが強く願ったのが、
家庭を持つことではなく、
戦いたい。
だったら、カミナと戦っていたのでしょうか・・・?
あの世界で・・・。
・・・・・・ただの作者・神零の戯言です。
聞き流してください。
それと、長々と読んで頂き
まことにありがとう御座いました。
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