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今の所はダブルオーのロクアレ贔屓。アレルヤ総受け。変わらぬジャンルは、テイルズシリーズ(D・リオスタ中心。A・ジェイガイ中心)ジャンプ系などなど・・・。突発なので、簡単に消えますので、ご注意ください。
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HN:
神零玖織
性別:
女性
趣味:
読書・アニメ観賞
自己紹介:
今の所、ダブルオーのロクアレに嵌り中。
それにともなって、アレルヤ総受け。
変わらぬジャンルは
テイルズシリーズの
デスティニー。の、リオスタ。
ブログ初挑戦なので、
右も左も、上も下も分からぬ者なので、
暖かい目で見てください。
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何処までも、逝けばいいの~……?



「お前が……好きだからだ」

普段の声より数段低い声。
“ゾクッ”という感覚が、ヴィラルの背筋を上った。
今までに無い感覚。

しかし、それは、怖くは無かった。

シモンはそのまま喋る。
「好きだから……ヴィラルのことが…。
だから。…だから、ヴィラルの全てを、見たい。
知りたい。
だから……


……見せて?」



シモンは、右目を押さえつけているヴィラルの右手に触れた。

そして、ささやく。

「右目を…―――」

それは、甘く、甘い、ささやき。
しかし、毒のある、ささやき。

その時、シモンはあることに気付いた。
右目を押さえているヴィラルの右手に、力が込められていないことに……

「(……)」

シモンは自分の左手……ヴィラルの右手に触れている左手でヴィラルの右手を掴んだ。
そして、そのまま、下に降ろす。

「…あっ………」

ヴィラルが気付いた時には、もう遅い。

「見るよ、ヴィラル―――」

シモンは、左手で、右目を隠している、瞳と同じ色の髪を払った。



そして、シモンは、ヴィラルの右目を、見た―――
 
 
 
 
 
そして、時間が過ぎた。
 
「………」
 
今、この部屋―――シモンの部屋―――には、この部屋の主、シモンしかいない。

「……」

彼はベットで横になっていた。
ヴィラルは、今、ココにはいない。

「……」

シモンはヴィラルの右目を見た。ちゃんと、見た。

「………」
そう、しっかりと見た。

「………………」

何も言えなかった。何も、思わなかった。
 
怖いとも、悲しいとも。
 
何も、思わなかった。
 
 
 
 
 
ヴィラルの右目がどうなっているのかは、

シモンにしか分からない……
 
シモンだけにしか知らない……
 
 
 
BAD END


本当は、右目がどうなっている部分まで書きたかったんですが、
人それぞれの考え、見方、想いがあるので、その中から1つを選んで書こうとするのは
大変、難しい判断。
だから、書かなかった。
だから、皆さんの、創造・想像・妄想に任せます。ゆだねます。

本当は、最後、総司令には

「……嘘だろ……?」

という、言葉を発してもらいたかったんですが、
なんだかこうすると、可笑しくなると思い、削除。
そして、無言の総司令の出来上がり。




嘘と言うのは意味があるようでない。嘘の言葉。
そこには真実なんて含まれて居ない。
あるのは虚実。

さて、幕を閉じるか。
 



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